Building Science - Cell Structures

アイシネンの秘密1 「独自のセル構造」
特殊なミクロのセル構造が空気中の水蒸気の吸着を防ぎ、結露やカビ発生を抑止

アイシネンのユニークな機能、素晴らしい品質の秘密は、ミクロのセル構造にあります。ゴアテックス素材にも似て湿気を緩やかに放出し、結露やカビの発生を抑止する調湿性は、アイシネンフォームならではのものです。カビはシックハウス症候群の原因でもあり、その発生を如何に抑えるかを考えた時、その最大の防止策は水分の蓄積を抑える事にあります。

ミクロの働きがマクロに作用して、多彩なメリットを生み出すアイシネン。その科学の一端は、極微の世界で見ることができます。 「セル」は細胞や気泡を意味する英語ですが、アイシネンフォームを電子顕微鏡で見ると、無数のセルが繋がっている連続構造になっています。さらにセルの被膜(メンブレン)に注目すると、そこには極小の穴が開き、ごく微量の空気や水蒸気の拡散が起こっています。しかし、隣り合うセル同士を貫くストロー状ではないために、極細の管内を水分が吸い上がる、いわゆる毛細管現象を生じません。もしも毛細管現象を起こしやすい断熱材の場合は、時の経過と共に水分を吸着し、壁や屋根裏の内部で結露を生じて、カビの発生が懸念されます。その点、独特のセル構造を持つアイシネンは、

(1)空気透過が極めて少なく
(2)拡散でのみ水蒸気が移動し
(3)セルに水分吸着を起こさない

など、疎水性を有しながら水蒸気を透過させる性質を持つことが、他と較べて際立つ特徴です。

独自のセル構造

アイシネンは連続気泡(=Open Cell Spray Foam)構造ですが、隣り合うセル同士が壁を共有し、その壁にごく小さな穴がランダムに開いている特殊構造です。そのため、拡散による水蒸気移動のみが生じて、適度の呼吸性(透湿性)を保持します。また、アイシネンフォーム内では空気の移動(温度差による対流)が起こりません。

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